2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧
権威あるレガッタでは、抗議が多数出るのは当たり前のことです。 今回のオリンピックもいくつも出ていますが、通常の国内のレガッタではレアな抗議が出ていたので、こういうケースが無いとなかなか紹介できない規則について書きたいと思います。 それは、テ…
オリンピックのフィン級の初日、特に第1レースは風の強弱・振れが激しかったですが、第1マークでR旗が掲揚されました。 ぼんやり見ていた私は、ここで初めてフィンもP5適用できるクラスルールなのか~と気付きました。 P5とは、付則Pの規則5のことです。 470…
せっかく毎日オリンピックを観戦しているので、その中からRRSの読み方的なところを何かお伝え出来たらと思い、可能な限りブログ更新をしたいと思います。 今日はRS:X、ウィンドサーフィンについて書きます。 ウィンドサーフィンはセーリング競技の一つです。…
東京オリンピックが始まりました。そして今日からセーリング競技がスタート! リアルタイムで超高性能カメラの映像をライブで見ることが出来るなんて、今回のオリンピックが初めてです。 各艇にリアルタイムライブ配信用のカメラが積んであって、空中からの…
改めて、「抗議をする。(抗議をされる。)」とは具体的にどのような展開になるかについて整理します。 (前提)海上での軽微なインシデント(=乗組員の傷害or/and艇の重大な損傷がない場合)において、規則を守り、守らせる。 相手艇に規則違反があると思…
続きです。サンプルケースを再掲します。 (サンプルケース1) ①自艇Aはスターボードで帆走している。イーブンな位置でポート艇Bがいて、あと5艇身位でミートしそう。B艇はこちらの存在には気付いている。 ②(ミートの約5~4艇身前)ヘッダーが入る。自艇は…
さて、抗議書(審問要求書)を書くことになりました。 ところで、前回からしつこくこの書き方「抗議書(審問要求書)」をしているのは、今回のルール改正で「審問要求書」が出てきたからです。(初めてルールブックを読む方、混乱させてすみません。) RRS20…
続きです。以下のケースで抗議をしてみましょう。 (サンプルケース1) 自艇Aはスターボードで帆走している。イーブンな位置でポート艇Bがいて、あと5艇身位でミートしそう。B艇はこちらの存在には気付いている。 (ミートの約5~4艇身前)ヘッダーが入る。…